水草の花

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水草の花 27 



 次に目がさめたのは翌日だった。

 水沢さんが座っていた。


「 ・・・ 私のせいで 、」

 うつむいて言った。

「 ごめんなさい うっ うっ ごめんなさい ・ ・ ・ 」

 泣きながら声をおし出す。



「 僕 が 悪 か っ た ん だ 。

 声がかすれてうまくしゃべれない。

「 水 沢 さ ん 、ご め ん 。

 あとはしゃべれなかった。




 水沢さんは長く横にいてくれた。

 僕は力が入らず、座ることもできなかった。

 でも ・・・ 良かった。

 まだ終わりじゃない。