2018-09-20 水草の花 27 次に目がさめたのは翌日だった。 水沢さんが座っていた。「 ・・・ 私のせいで 、」 うつむいて言った。「 ごめんなさい うっ うっ ごめんなさい ・ ・ ・ 」 泣きながら声をおし出す。「 僕 が 悪 か っ た ん だ 。」 声がかすれてうまくしゃべれない。「 水 沢 さ ん 、ご め ん 。」 あとはしゃべれなかった。 水沢さんは長く横にいてくれた。 僕は力が入らず、座ることもできなかった。 でも ・・・ 良かった。 まだ終わりじゃない。